【本質】勉強は意義・目的を見つけると楽しくなる【研究から得た気づき】

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研究
Visualizing Goals - Businessman and Cartoon Rocket

こんにちは、みのんです。

勉強や研究に関する情報を発信していたら、有り難いことにフォロワーが8000人を超えました。

先日も、勉強と大学での研究に関して以下のようなツイートをしました。

大学受験の時は「これ以上勉強する事はないな」と思ってたけど、大学で研究室に入ってから「勉強で覚えた知識を使って何かに取り組む」事の楽しさを覚えて結局9時-19時研究、帰って2時間勉強、みたいな生活。楽しさが段違いで勉強量も増えた気がする。勉強は一生ネタの尽きない最高の趣味かもしれない

今回は「勉強は意義や目的を見出すと楽しさが変わりますよ」というお話をします。

これをよく知っておくと苦しいものと思われがちな勉強も、もっと楽しく出来るんじゃないかと思います。

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勉強は「意義や目的」を見出すと楽しくなる

繰り返しになりますが、勉強は「意義や目的」を見出すと楽しくなります。

勉強は一生ネタの尽きない最高の趣味かもしれない

このように考えたのも、勉強を通して「楽しさを見出す」という「目的」を見つけたからです。

つまり、勉強を「手段」として位置づけて、その先に「目的」を据えることで勉強がより楽しくなるのではないか、ということです。

勉強の「意義」とも言い換えられるかもしれません。

自分の場合、勉強の意義や目的を明確に感じた経験の1つが、大学における「研究」でした。

勉強と研究は同じだと考える人もおられるかもしれませんが、両者には決定的な違いがあります。

勉強を「手段」として研究に取り組む

結論からいうと、勉強はインプット、研究はアウトプットを作り出す、という点で性質が全く異なるものです。

勉強と研究の違いについては以前こんなツイートをしています。

勉強 = 教科書を読む作業
研究 = 教科書を作る作業

が凄くしっくり来た。新しく教科書を作るためには勉強でどんな教科書があるかを知る必要があるし、研究で教科書を作る上でも、全く新しい教科書を作り出すのか、既存の教科書に1ページを足すのか、意識しないといけない

テレビで落合陽一先生が仰っていた内容です。

例えとしてとてもわかりやすいですね。

勉強でインプットした知識を手段として「使って」、何かに取り組んだり、アウトプットを生み出す作業が「研究」にあたるわけです。

勉強=楽しくないもの

勉強という辛い作業を頑張っている人=凄い

といったイメージが先行しているように思いますが、

実のところ、勉強は「意義や目的」がはっきりしていると、楽しくなるものだと思っています。

例えば、私が勉強する楽しさを見出した研究には「何かの謎や問題を解決する」といった明確な目的があります。

その目的を達成するための手段の1つとして論文を読んだり、学会にいったり、教科書の基本的な事項を確認したりする「勉強」があるわけです。

こうなると勉強の「意義」がはっきりしてきますね。

勉強すれば「この謎が解けるかもしれない」といったワクワク感が勉強の意欲を更に上げてくれました。

目的を達成するための「手段」として勉強を位置づける事ができたので、勉強にも自然と力が入ったわけです。

こうなると、勉強を「努力」とはあまり思いませんし、辛いともそれほど思いませんでした。

意義がわかるから頑張れる

大学受験の時は「これ以上勉強する事はないな」と思ってたけど、大学で研究室に入ってから「勉強で覚えた知識を使って何かに取り組む」事の楽しさを覚えて結局9時-19時研究、帰って2時間勉強、みたいな生活。楽しさが段違いで勉強量も増えた気がする。勉強は一生ネタの尽きない最高の趣味かもしれない

ここで最初のツイートに戻ると、「もうこれ以上勉強する事はないな」と思った自分が更に勉強するようになったわけは、研究を通して「意義」を見出す事で「勉強の楽しさ」を知ることが出来たからです。

一方で、大学の研究では「面白ければ良い」という側面も強く、研究テーマ自体に意義を見出せずにモチベーションを失っていく学生も多く見てきました。

「なんでこれをやるんだろう」と疑問を抱きながら頑張るのはとても難しいことです。

「面白ければいい」という点が大学における研究の良いところでもありますが、どうせなら面白さだけでなく、意義をセットにしたいところです。

だからこそ、後輩に何か教える時は常に「意義」をセットで教えるように工夫します。

大学教育の本質

これらの事を踏まえると、大学教育の本質は

研究という「目的・意義」を伴った題材を扱うことで「勉強する楽しさ」を見出す事

なのでは、と思っています。

苦しいと思いながら学ぶ人と、楽しみながら学び続ける人、どちらがより成長するかは明らかですよね。

しかも、大学では「学生」という立場を利用して「教えてもらえる」という点が何にも代えがたいメリットだと思います。

日々の勉強も意義・目的をセットにしよう

日々の勉強でも、意義を明確にすることで頑張りやすくなります。

例えば、英語を勉強するなら、

  • TOEICで高得点を取ってみんなにカッコ良く思われたい
  • ラボの留学生と英語でコミュニケーションを取れるようになりたい
  • 就活でアピールするためにTOEIC高得点を取りたい
  • 国際学会で現地の人とスムーズに会話したい

などが挙げられます。

こうして英語を勉強する「目的」をハッキリさせれば、漠然と勉強するより楽しく、効率的に出来る気がしませんか?

最初のアウトプットは小さなものでも構いません。

とにかく「なぜそれをやるのか?」を明確なメリットとともに考えておくと努力も楽しくなるかもしれません。

意義は行動力の源になる

意義を持って行動することで、確固たるモチベーションの源泉のもと、継続も比較的容易になります。

時々自分が日々行っている行動を振り返って、「それはなぜやるのか?」を考えてみると良いかもしれません。

惰性でやっていた行動は「これはやらなくていいな」と減らすことができたり、何となくやる気が出なかった事に意義を見出して、頑張れるようになるかもしれません。

それでは、今回は以上になります。

自分の行動に意義を見出して、楽しんでいきましょう。

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